幼少期の母を想って始めた宿
たか『ヒマ杉の家』という、子育て家族向けの宿が、
昨年秋、つくば市近郊にプレオープンしました。
↓
ヒマ杉の家 
『ヒマ杉の家』は、
「ワクワク・ゆったり・懐かしい」をキーワードに、
「こどもの自立」と「お母さんの癒し」をテーマにした宿です。
今日は、どうして、ヒマ杉の家を作ったのか
について、お話したいと思います。
思い返せば、40年間のことになります。
小学生の頃、お盆やお正月に、
母の実家によく泊まりに行きました。
いつも、３～４家族の親戚が集まり、
半年に１回、久しぶりに会えることに、
とってもワクワクした覚えがあります。
一回り以上離れたこども同士で、
野球をしたり、肝試しをしたり、
こどもも親も一緒になって、
トランプやゲームをしたり、
みんなで一つのテーブルを囲みながら
ご飯を食べたり、
この時の思い出は、楽しかった記憶として、
今でも心に深く残っています。
そして、この時の記憶は、
大人になって、悩んだり、辛かった時など、
生きる糧・生きる支えになってくれました。
この体験を基に、
こどもはワクワクし、
親にとってはどこか 懐かしい、
そんな子育て家族向けの宿を
令和版の新しいかたちで再現したいと思い、
立ち上げました。
でも、それ以上に、
心に残っている光景があります。
僕の父は段ボール工場を経営していましたので、
母は工場のサポートと子育ての両方をしていました。
母はいつも活動的で、てきぱきしていて、
ユーモアと決断力があり、
弱音をはかない人でした。
普段は、早起きして、
朝ご飯やお弁当を作ってくれたのですが、
母の実家に泊まると、
9時になっても10時になっても、
起きてこないのです。
心配になったある日、
『どうしたの？』
と声をかけても返事がありません。
おばあちゃんに、
『全然起きないんだけど、
どこか具合でも悪いのかな・・』
と聞いたら、
おばあちゃんは、
優しく諭すように、言いました。
『今日はゆっくり寝かせてあげてね』
母は昼頃にようやく起きて、ただただ、
ボ～とした表情をしていました。
この姿を初めて見た時は、
正直ショックでした。
でも、思ったのです。
普段は気丈にふるまっているけれど、
本当はこんなに疲れていたんだなと。
母には、自分のお母さんがいる、
自分の生まれた家が、
気を許せて心から休める場所でした。
母にとって、このような場所があって、
本当によかった！と思ったのです。
現代は、核家族化し、生き方も多様化し、
何かと世知辛い時代の中で、
子育てに家事に仕事に悩みながら、
頑張っているお母さん、お父さんが、
とても多いのではないでしょうか。
母にとって休める場所があったように、
ヒマ杉の家が、子育てや家事をしている
お母さんお父さんにとって、
ほんのひと時だけでも、ゆっくり休める場所
になったらいいなというのが、ヒマ杉の家を作った、
一番の想いです。
今年春の本オープンに向けまして、
子育て中のお母さん・お父さんがゆっくり休めて
癒していただける「サウナ」をつくりたいと考えています。
そのために、１/16～2/14まで、
クラウドファンディングに挑戦しています！
↓
Aフレームサウナを作って、子育て中のお母さん・お父さんを癒したい♪～ヒマ杉の家～ - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
茨城県のつくば市近郊に、昨年プレオープンした「ヒマ杉の家」。「ワクワク・ゆったり・懐かしい」をキーワードに、「こどもの自立」と「お母さんの癒し」をテーマにした…
http://camp-fire.jp 
ページをご覧いただき、
いいね！と思っていただいた方は、
ご無理のない方法で、
応援していただけると嬉しいです！
例えば、
◎ご寄付をしていただく
◎SNSにシェアしていただく
◎応援メッセージを送っていただく
（クラファンのページなどでシェアさせていただきます）
◎クチコミしていただく
などなど、どんなことでも嬉しいです＾＾
子育て中のお母さん・お父さん以外でも入れたり、
家族みんなで入れたりできる機会も作りたいと思っています！
最終日のバレンタインデーまで頑張っていきますので、
応援よろしくお願いします＾＾
最後までお読みいただきまして、
ありがとうございます♪
Follow me!
