こんにちは。
渡辺剛徳(たかのり)と申します。
友達からは、たか、たかさん、たかちゃん、
と呼ばれてます♪
茨城県つくば市在住で、
税理士と会社経営の仕事をしています。
税理士というと、
お堅いイメージがあると思いますが、
自分でいうのもなんですが、
かなり変わった?税理士です。
薪割や焚火ができます!!
こどもにいじられます(笑)
というのも、これまで、
ボストン発祥の「サドベリースクール」という、
ユニークな学校で、先生のようなことをしたり、
安曇野にあるリトリート宿泊施設「穂高養生園」
で、家づくりのボランティアをしたり、
サウナやこどもキャンプの仕事もしてきました。
そして、50代になった今、
これまでの人生の集大成として、
新しい事業を始めることにしました。
それは、
「子育て家族向けの宿」です。
主に都心に住む小学生・中学生のこどもがいらっしゃる
子育て家族をメインターゲットにした宿です。
家族で、友達家族同士で、兄弟・親戚家族同士で、
3世代家族などで泊まることができます。
場所は、僕がこどもの頃に住んでいた、
つくば市近郊にある約3,000坪の敷地で、
樹齢約130年の大きなヒマラヤ杉があります。
このヒマラヤ杉をシンボルツリーとして、
宿の名前を『ヒマ杉の家』と名付けました!
ヒマ杉の家、4つのコンセプト
ヒマ杉の家は、ただ宿泊する宿ではなく、
「自立・癒し・健康・繋がり」
という4つのコンセプトがあります。
① 『自立』
僕は、ボストン発祥で東京にある、
「サドベリースクール」という学校で、
先生のようなことをしていたことがあります。
サドベリースクールはユニークな学校で、
例えば、大人が与える授業がありません。
そう、授業がない学校なのです!
こどもたちは、その日何をするのかを、
自分で考え判断していかなければなりません。
自由な反面、大変なことですが、
自立する力をつけるために、
あえて与えることをしないのです。
昨今は、コロナや戦争も起き、
世の中に情報が溢れる中、
自分で考え判断する『自立する力』が、
ますます大事になっていると思います。
自立するためには、最初の一歩になるのが、
「料理」と考えました。
料理研究家の土井善晴さんは言います。
『自分で作って食べることが、
すべての始まり、第一の自立です』
ヒマ杉の家では、料理教室のようなサポートはしますが、
お母さん以外の人(こどもやお父さんなど)が中心になって、
料理を作っていただきます。
『うちの子、料理したことないし不安・・』
と思われるかもしれませんが、
普段料理をしないこどもたちも、
できる範囲で楽しんでやっています!
凝った料理やたくさんの品数を作るのではなく、
土井善晴さんが提唱している一汁一菜のように、
シンプルな料理を楽しみながら作っていきたいと考えています。
プロが作る美味しい料理もいいですが、
見た目はすこし不格好でも、頑張って作った料理は、
思い出に残るものになると思います。
片づけや掃除も一緒に行い、日常生活に必要なことを通して、
自立する力を身につけるきっかけになれば嬉しいです。
② 『癒し』
ヒマ杉の家を作った理由で書かせていただきましたが、
https://himasugi.live/reason/
僕の母には、心から安心して休める場所がありました。
特にお母さんたちに、ほんの一時だけでも、
心から安心して休める場所があるといいなと思ったことが、
ヒマ杉の家を作るうえでの一番の想いです。
『こどものために、家族のために、
ご飯を作らないといけない』
という考えから、一時だけでも解放されて、
何もしない時間、自分の自由な時間を持つことで、
少しでもお母さんの癒しに繋がれば嬉しく思います。
あるお母さんは、こんなことを言っていました。
『1日に30分、自分の時間があるだけで幸せ』
『他の人が作ったご飯を食べれるだけで幸せ』
ヒマ杉の家は「お母さんファースト」です♪
お母さんが穏やかな気持ちでいてくれると、
お父さんにとっても、こどもにとっても、
幸せな気持ちになりますよね!
そのためには、
心と体に「余裕」が必要です。
焚き火やサウナ、お茶をしながら本を読んだり、
足つぼマッサージをすることもできますので、
ただただゆったりとした時間を過ごして欲しいなと思っています。
ヒマ杉の家というネーミングには、
『あ~、暇過ぎ(ひますぎ)る』
とお母さんに言ってもらえるような、
そんな願いも込められています^^
③ 『健康』
こどもも親も自分の時間を大切にする一方で、
みんなでご飯を食べたり、トランプをしたりと、
こども時代の楽しかった思い出は、
大人になった時に生きる支えになってくれます。
また、焚火をしながら、今考えていることや、
言いたかったけれど言えなかったことを、
何気なく話せることで、心のモヤモヤが和らいで、
『心』の健康に繋がっていけるといいなと思っています。
焚火の炎は「1/fのゆらぎ」と言って、
科学的にも人の心を穏やかにして、
リラックスさせる効果が証明されているのです。
そして、家族みんなで『体』の健康にも取り組んでいきませんか。
僕自身50代になって、今までにはなかった体の不調を起こしたことで、
健康であることが何よりも大切だと実感しました。
健康な体は一朝一夕にできるものではなく、日常の習慣や行動がとても大事です。
ヒマ杉の家では、「睡眠と運動」を大切にしたいと考えています。
夜は早めに消灯し、朝はよかったら一緒に散歩に出かけてみませんか!
④『繋がり』
家族や親戚同士という血の繋がりだけでなく、
価値観が合う人同志の繋がりも大切にしたいと考えています。
僕がこどもの頃に過ごしたお盆やお正月に、
親戚同士で集まったように、
ヒマ杉の家では、価値観を共有する家族同士が集まり、
一緒に楽しみサポートし合う、
ゆるく繋がるコミュニティーのような場所、
大切な人同士が集まる拠点
のようなところになるといいなと思っています。
また、ヒマ杉の家は、宿泊施設ですが、
お金を払う側ともらう側、
サービスする側とサービスされる側、
という関係ではなく、
大人もこどもも、ゲストもスタッフも、
ここで過ごすみんなが対等で、
大切な友だちのように一人一人が尊重される、
そんな心地のいい場所にしていきたいです♪